「何事も経験」は正しい

ここ数日、日記をお休みしていました。(^_^;)
言い訳をさせて頂くと、「忙しかった」というのもあるのですが、一番の理由は「他の言語でプログラムを書く必要があったから」ですね。プログラミング言語の勉強日記をやっていて困るのがこういう時。やはり、混乱します。スイッチを切り替えるみたいに、その時その時で頭を切り替えられれば良いのですが、僕の場合はそう上手くはいかないのです。
今回使っていたのは JavaScript なのですが、前にも書いた通り変数宣言する時に「my」と書いてしまったり(JavaScript では var)、変数名に「$」を付けてしまったり(JavaScript では不要)。
なぜ上手くいかないのか。どうすれば上手くいくのか。頭の中でこねくりこねくり考えた事をアウトプットしておきます。


言語を覚えれば覚えるほど、1つの事を色々な方法で書けるようになります。ですが、選択肢が増えすぎると選択ミスも増えるのが当然ですよね。その事を頭で意識していないと、無意識に普段から書き慣れた方法を選んでしまいます。それが「my」であったり「$」であったりするわけです。
自然言語の場合でも、これは起こり得ると思います。英語を勉強した日本人でも、海外に行った時に無意識に普段使い慣れている外来語を使ってしまう事がよくあります。日本で使われている外来語(和製英語)は、本来の意味とは異なる使われ方をしているものが多く、bread を食べるつもりがフライパンを食べてしまったり、cards を指してトランプ(切り札)と言ってみたり、リンクを自由にしてもらえるように Link Free (リンク禁止)と書いてしまったりしまいます。
ですが、通訳として第一線で活躍している人が外来語を間違った意味で使ってしまう事は稀でしょう。こういう人達は恐らく「どういう時に選択肢を間違えやすいか」を知っているのだと思います。つまり、「経験豊富」という事。
プログラミング言語マルチリンガルな人は多いと思いますが、そういった方達もやはり最初は書き方を混同したり、一方の言語での流儀をもう一方へ持ちこんだり、つまずいて、つまずいて、つまずきやすい場所を覚えて、複数の選択肢から最適なものを瞬時に絞り込めるようになっているのでしょう。
こういった感覚は、本を読んでいるだけでは手に入らない。手を動かして頭で考えて、何度も何度も反復して、ようやく身に付くものなのだと、改めて実感したのです。「何事も経験」は正しい。


要するに、僕は「経験不足」という事です。精進しなくては。(^_^)