配列(1) とりあえず代入

配列の概念はC言語などで学びましたので、知っています。要するに、複数の要素(値)が入る変数で、番号を指定するとその要素を取り出す事ができる、という事で……いいですよね?
Perlの配列も同じで、値の「リスト」を表す変数みたいです。配列変数は「@」の後ろに変数名を書いて表します。スカラ変数とは「$」と「@」で区別がつきますね。
配列変数に複数の値を一気に代入するときは、(A, B, C) のように括弧でくくって、コンマで区切ればいいそうです。

# arrtest.pl
my @abc = ("AAA", "BBB", "CCC");
my @ott = (111, 222, 333);
my @mix = ("ABC", 123, 4.56);
print @abc, "\n";
print @ott, "\n";
print @mix, "\n";

値なら何でも入ってしまいます。@abcには3つの文字列を一気に代入しています。@ottには3つの数字です。@mixには文字列と整数と小数をまぜこぜにして代入しています。型の概念がないPerlならではですね。
はたして配列変数をそのまま print できるのか不安ですが、実行してみます。

D:\dev\perl>perl arrtest.pl
AAABBBCCC
111222333
ABC1234.56

びっくり。配列変数に入っている全ての値がつながって出力されました。面白い。
それに、まぜこぜの @mix もちゃんとそれぞれ出力してくれてますね。
じゃあこれだとどうなるんでしょう?

# arrtest2.pl
my @test = ("T", "E", "S", "T");
print @test;
D:\dev\perl>perl arrtest2.pl
TEST

なるほど。